大阪で開かれた大口式アドバンス実習コースに参加してきました。
当日は全国から集まった人工歯根治療を行っている歯科医師が侵襲の少ない、低侵襲のインプラントテクニックである大口式のテクニックをブタの顎を使って実習しました。
豚の顎でのハンズオンコースは今までにも何度も受けていますが、人間の顎よりも処置が難しいので、ブタでうまくいくなら人間でもうまくいくと言われています。
今回はかなり高度なテクニックのデモンストレーション後 実習に入りました。
講師の東京で開業されている鈴木先生は、カムログインプラントやオステムインプラントの講師もされている先生です。
また、ウィーン大学のDr スラビチェックのシークエンシャル咬合を実践されている先生です。
とても熱心で面倒見の良い歯科医師で、かつ柔軟性に富んだ方です。
より良いもので安全なものがあれば、積極的に患者さんの治療に取り入れている方で、私のメンターのひとりです。
さて、セミナー当日ですが、実習の様子を鈴木先生に見ていただいたのですが、開口一番 メスの入れ方をほめていただきました。
インプラントの埋入を見るまでもなく、切開のしかた、フラップの開け方を見ればその人が上手かどうかわかるそうです。
うれしかったです。
振り返ってみると 今まで厳しく叱って伸ばしていただいた部分ももちろんありましたが、むしろ愛情を持ってほめて伸ばしていただいた量のほうが多かったです。
私も他の人を伸ばすことができるような人間であり続けたいと思います。