引き寄せ歯医者の原田です。
以前のことですが、うれしいような複雑な気持ちのようなことがありました。
それは、23年前に入れた 今よりも旧型のインプラントが取れてきたのです。
それは、1990年代の旧ITI (アイティアイ)インプラントです。
今ではストローマン・インプラントと名前が変わっています。
また、インプラントの表面は当時はTPS 加工というものでした。
今ではSLA という表面性状に変わっています。
SLA は、いまやストローマン・インプラントだけでなく、
オステム・インプラントなど他の会社のインプラントでも多く採用されています。
これは、サンドブラストをかけ、酸でエッチング処理をして、
3次元的に表面積を広くしてあり、アゴの骨との接触面積を広くしてあります。
つまり、インプラントと骨との付きが良くなるということです。
インプラントの10年後の残存率は、約95%と言われています。
残った95%のさらに95%が20年後に残っているとしたら、
20年後のインプラント残存率は計算上は90%になります。
しかし、実際はそんな簡単なものではありません。
まず、本人の転居などで20年後にその方がどうなっているのか?
追跡するのはきわめて困難です。
20年もたてば、周囲の歯がすり減ってかみ合わせが深くなり、
歯やインプラントに加わる力が大きくなります。
つまり、インプラントを入れた直後に比べて年月とともに厳しい条件になります。
本当は一生持ってほしいです。
ただ、23年持ったことで本人も満足され、
次もまたインプラントをやりたいとおっしゃっていました。
今度は表面性状がさらに改善されたインプラントを入れます。
アンチエイジング、若返りを引き寄せるのに
この治療法はとても役にたちます。
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