インプラントを長持ちさせるのにプラークコントロールばっかり、これって30年前と何も変わってないじゃないですか!?
SAFE セミナー2017 に参加したときの話の一部をシェアさせて頂きます。
実際は、プラークコントロールや感染ばかりに目を向けるのでなく、軟組織や骨代謝にも注目しましょう。
インプラントを長持ちさせるかどうかに影響を及ぼすクスリとは?
常用薬の有無を必ず問診する:初診時に飲んでなくても年月が経てば飲んでいることがあります。
インプラント周囲炎に関係する因子:
(1)心疾患:ワーファリンと降圧剤の両方を飲んでいることが多い
(2)歯周疾患の有無
薬剤性の骨粗鬆症を引き起こすものが多い:
胃潰瘍の薬、逆流性食道炎の薬、糖尿病の薬
インプラントに影響を及ぼす薬剤
・BP剤:骨統合へのリスク(リモデリングが生じない):BRONJ とは別
・抗凝固剤 ワーファリンなど:骨質の劣化
・降圧剤:ループ利尿薬 ラシックスなど;骨代謝を抑制する
・抗うつ剤:SSRI ; デプロメール、ルボックス、バキシル、
ジェイゾロフトの4つ;これを飲んでいる人は要注意!
SSRI と骨粗鬆症の関連性も示唆されている。
うつ病は、脳の機能低下を伴う。SSRI 服用患者のIM 失敗率は10%: 以上より、意味不明のクレームを付けられることもよくあるという報告多数でもあるので、精神疾患患者にはIM やりません!
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